2024年09月01日

第51回生活保護問題議員研修会に参加して

 8月23日 大阪で行われた生活保護問題議員研修会に議員団4人で参加しました。

 午前中は、吉永純さん(花園大学 社会福祉学部)の基調報告
   「一部の逆流を乗り越え、生活保護を当たり前の権利に」でした
 
   国の悪政から住民のいのちと暮らしを守るために、制度と運用の改善が必要。
   そのために「生活保護のしおりの改善」や申請の壁となっている「扶養照会」を最小限にすること
   申請時の同行支援で、面接時の違法行為を防ぐことが大切だということでした。
   また、物価の高騰や。社会保険料の増加などで市民生活は限界にきている。生活保護基準以下の世帯も生
   まれていることが考えられるが保護利用者は減ってきており、日本の保護率は世界でも最低レベルとなっ
   ていることも大きな問題です。
   自治体で、生活保護を使いやすい制度として紹介していくことが大切で、誰一人取り残さないためにも、
   対応を間違えないようにしないといけない。そのためにはケースワーカーの専門性と適正な人員体制をと
   ることが何より必要だと改めて感じました。
   枚方市では、ケースワーカーの欠員が顕著です。この点は引き続き強く改善を求めていく必要がありま
   す。

   特別報告として、運動団体の方や自治体議員の方などから報告があり、その後、会場からの質問や意見に
   それぞれ回答するリレートークで進められました。
   どの報告も大変勉強になりました。
    特別報告
     「群馬県桐生市調査団活動に取り組んで」  
     「生活保護世帯の大学生などに対する給付型奨学金の創設について」
     「生活困窮者支援の現場から〜生活保護制度は使いやすくなっているか〜」

   議員活動から
     「なくそう、不要な扶養照会。扶養照会改善に向けた取り組み」
     「香芝市議会における異常な懲罰問題について」
     「明日からできる、ここまでできる。議員活動最前線」




  
 
posted by さっちゃん at 18:56| Comment(0) | 議員活動

ブログの再開

 昨年の統一地方選挙では、大変お世話になりました。
 4期目の当選をさせていただき、2年目に入っております。

 コメント欄への不可解な投稿が相次ぎ、ブログを中止しておりましたが、再開したいと思います。

 今後ともよろしくお願いいたします。
                   つつみ幸子
posted by さっちゃん at 18:27| Comment(0) | その他

2023年04月15日

明日から統一地方選挙後半戦・・頑張りぬきます

 3期12年間
  市民のみなさんの願い実現のため全力で頑張ってきました。
  4期目の挑戦となりますが、引き続き、市民の皆さんが住んでよかったと思える枚方、誰もが安心して暮ら
   せる枚方をめざして頑張ります。


 いま、食品をはじめ電気代などが高騰し、暮らしを圧迫しています。
「年金暮らしで節約も限界」「非正規で働いているが賃金が上がらず暮らしが厳しい」など
たくさんの声が寄せられています。

 本来なら国が消費税の減税など国民の暮らしを支える施策を行うべきです。

 しかし、国は年金を引き上げることもしない、中小企業を支援し賃金の引き上げを支援することもしない、本気で物価高から暮らしを支える施策をすすめていません。
 枚方市はいまこそ、暮らしを守る地方自治体の役割を果たすべきです。

 しかし、枚方市の現状はどうでしょうか?
維新市政になり、市長が進めているのは枚方市駅前の大型開発です。総事業費が907億円のこの事業を進めるために、改革の名で削られているのが市民サービスです。
 街に賑わいを持たせることで街が潤うとしていますが、
市民同意もなく進められる開発では、そこに暮らす市民が豊かになるわけがありません。

 財源を確保するために、市役所や体育館などの駐車場の有料化やごみ収集を全て民間に委託、公立保育所の廃止民営化を進め、留守家庭児童会も民間に委託し、ついには学校のプール事業まで委託を進めています。
 社会保障についても、国民健康保険料を大阪府のいう通りに大幅引き上げをおこない、暮らしをますます圧迫しているのが現状です。

 日本共産党議員団では、国や大阪府の言いなりに福祉の分野にまで受益者負担を押し付ける維新の暴走にストップかけるため頑張ってきました。

 市民から提出された「子育て支援の拠点である公立の保育所をなくさないでほしい」「国民健康保険料の引き下げをしてほしい」など、「暮らし守る」請願には、一貫して紹介議員を引き受け、議会の中で
市民の声をまっすぐ届ける役割を果たしてきました。
 
 また、枚方市の教育現場で突然出された支援教育の方針転換の問題や枚方市駅前の大型開発の問題など、議員団で学習会を開催し、市政ニュースを発行するなど市民の皆さんと共に考え、議論と運動で、ストップをかける役割を果たし、支援教育の方針転換を撤回させ、市役所の移転条例を議会で否決するという結果を出すことができました。

 共産党議員団では、枚方市駅前の開発は、老朽化している市役所を駅の近くでの建て替えを早期に行うよう見直し、消防署の建て替えを進め、防災に強い街をつくることや、市民の市有地の売却やタワーマンションの建設は行わず、駅前には公園や子育て施設、市民が集える施設を作っていくべきと提案を行っています。

なにより、市民の皆さんとともにどんな駅前にしていくかを議論するべきで、民間大企業の言いなりに進めている今の方針を撤回するべきです。

 ひきつづき、市民の暮らしによりそい、声を届ける役割を果たしていきたい。

市民目線できっぱりモノをいい、ダメなものはダメときっぱりモノをいう日本共産党議員団4人を議会に押し上げていただきますよう心からお願いします。
 
 枚方市は、市民の声で図書館を作り、保育所や留守家庭児童会を作り、幼稚園を作り、公民館を作り、社会教育のまち、福祉のまち、子育てするなら枚方でと言われ発展をしてきました。大阪府内はもちろん、全国でも誇れる町でした。
 それが、今は近隣市から遅れをとってしまっている状況です。
 子どもの医療費助成もやっと今年8月から18歳までとなりましたが、大阪府内の中核市で一番最後の実施です。
 また、いじめや不登校が増える学校現場で何より必要な少人数学級の実施は、国の施策に加えて、高槻市は中学校3年生までおこなっています。寝屋川市や交野市でも進んでいますしかし、枚方市は国まかせで、市独自の35人学級編成を廃止しています。
 子どもたちが一人ひとりを大切にし、先生の負担を減らし豊かな教育を保障するために、少人数学級を中学校まで実施するよう全力で頑張ります。学校給食の無償化、2歳までの保育料の無料化も求め、子育て安心の枚方市を目指します。

 市民の運動で実現した、バスや電車の公共交通運賃の助成制度も、維新市政になって廃止されました。
 隣の寝屋川市では、1回100円のバスチケット10枚つづり3冊が70歳以上の市民に送られてきますし、地域によっては無料のデマンドタクシーも利用できます。
交野市では来年度からバスの運賃助成金額が引きあがります。
 残念ながら枚方市は何もありません。高齢者のお出かけを支援してほしいとの声を受け止め、わたくし、つつみ幸子は、枚方市でも高齢者へのバス運賃の助成制度や交通不便な地域へのデマンドタクシーの実現を目指します。
 また、高齢者難聴の方への補聴器の助成制度の実現、バス停のベンチの設置や安心して歩ける歩道の整備など、誰もが安心して暮らせる枚方市を目指します。


 私の住む香里ケ丘は、戦争中、火薬庫として軍事利用されていました。戦争が終わり、香里園など近隣に住む皆さんが、この地を平和利用してほしいと運動をおこし、大きく広がり国を動かし、香里団地という住宅街を作りました。
 この地域にある煙突山はその象徴で、共産党の山本真由美、黒田まさこ議員の奮闘で残されたものです。

いま、国が進める軍事費の拡大、戦争する国づくりに、ストップをかけるため平和の発信地でもある香里地域から声を上げていきます。

 皆さんの平和への願いを私つつみ幸子に託していただき、平和都市枚方から、平和を発信する役割を果たさせていただきますよう心からお願いします
posted by さっちゃん at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | その他