2015年12月07日

小中一貫教育についての学習会に参加

 昨日、市民会館で行われた「小中一貫教育」問題学習講演会に参加しました。

 枚方市でも、先日文教委員会で報告された「枚方市小・中学校の配置等の適正化について」の審議会の答申案のなかで、小学校の統合と施設一体型の小中一貫校の設置についてなどが出されています。
 今、他市でも進められている「小中一貫校」がどんなものなのか、問題点はあるのか等、学習のため参加しました。

 初めに、すでに「小中一貫校」が行われている池田市の現状を伺いました。
問題点として、校区が広大になり、子どもたちの半数がスクールバスを利用していることや、中学校の施設を増改築したため小学生には大変使いにくいこと、小学校校区の住民運動会などの先送りなど、たいへん多くの課題が報告されました。
 また、1年生から9年生までが一緒に学ぶことになり、6年生の最高学年としての自覚や、7年生に中学生としての自覚を持たせることの難しさも言われていました。

 和光学園の山本由美さんから、全国の実態と問題点についての講演がおこなわれました。
小中一貫校の問題点として
・「小中一貫校」は、教師や保護者からの要望ではなく、上からのトップダウンであること。
・教育的効果が検証されていないこと
・小学校のリーダーとして大きく成長する5・6年生の成長・発達保障が困難であること
・中学校に行く前の「不安」も発達のカギであることから、同じ場所で中学校になったという自覚が生まれに くい
・小学校ならではの文化が切り捨てられ、中学校化していく。
・教育内容の前倒しや、本来のびのびとあるべき小学校の管理の強化。
など、多くの課題があげられました。
  小中一貫校を進めようとしている枚方市教育委員会ですが、現場の教師や保護者に、その内容を説明せず一方的にすすめるやり方は、納得できません。以前の学校統廃合で子どもたちがどんな状況になったのか、今でも納得できない思いを持っている子どもや保護者がいることを忘れないでほしい。
 
 この答申の内容については、12月1日から21日までパブリックコメントや生涯学習市民センターで意見箱を設置しています。ぜひ、皆さんのご意見を枚方市に届けてください。
 
 
posted by さっちゃん at 09:34| Comment(0) | その他