2016年02月28日

講演会・・ブラックバイト・ブラック企業で働かないための会社選び

 枚方公園青少年センターでおこなわれた講演会「ブラックバイト・ブラック企業で働かないための会社選び」に参加しました。講師は、NPO法人「あったかサポート」の笹尾達郎さん。
 NPO法人「あったかサポート」は2005年に発足、メンバーは200人で京都にあります。京都府の委託を受け、就労支援などの労働者をサポートする活動をされているそうです。
 ご自身の「社会保険労務士」という職業についても触れられ、一般的には中小企業の経営の顧問として、仕事をし、会社の経営を助ける仕事です。昨年、12月のあくどい経営・・ブラックな会社・・を手助けする社会保険労務士の記事を紹介。
 (愛知県の社会保険労務士が「社員をうつ病にする方法」と題した文章をブログに載せ、労働者いじめの指南をウリにしている社会保険労務士がいるといった記事でした。)

 講演は、京都新聞の「憲法のいま」「若者酷使、追い詰め」という記事に沿って、現状の説明から始まりました。
 「20代の男性が、就職活動がうまくいかず、内定が得られない中、ネットの求人サイトで「アットホームな職場」とあった大手コンビニのフランチャイズ店に入社。
 しかし、社会保険に加入されておらず、1年後に「名ばかり店長」に・・。残業代は出ず、休みも1か月に1回程度。ノルマ達成のための「自爆営業」。とうとう、うつ病で休職。男性の家族が労働関係のNPOに相談、会社と交渉し未払いの残業代を支払い。男性は会社を退職、」
 
 1.長時間労働による労災の認定の可能性
 2.職場の雰囲気を強調する意図は裏読みを・・アットホームな職場
 3.社会保険に未加入・・労働契約書や給与明細書で確認を
 4.入社後1年で店長に
    やりがいの搾取
    学生アルバイトでも店長になる時代・・バイトが補助労働から基幹労働へ
    非正規雇用の拡大。シフトの穴埋めのための長時間労働をさせられる
    名ばかり管理職・・休日も仕事の指示がメールで。
 5.自爆営業
    ノルマという名の達成不可能な目標・・郵便局の「年賀はがき」の販売ノルマ問題
 6.奨学金の返済に追われ、仕事をやめられない
 7.うつ病を発症
    使用者の健康管理がなされていない
    うつ病や総合失調症などは、薬で症状の緩和はできても、休養が必要。
    病気になる前に、会社を休むことが必要。会社には自分の変わりはある。
 8.休職し、労働相談・・休職していなければ万が一の事態に。
 
 仕事のストレスで「心の病」を患い、労働災害と認められた人が2014年は前年度より多い497人に。
自殺や自殺未遂をした人も最多となった。労災と認められていない人もいる。
 長時間労働をしていても、正社員だからと頑張ってしまう人、奨学金の返済などで仕事をやめられない人などが増えている。子どもの仕事の状況に気づいた時には遅かったということの無いように、親も労働法を学ぶことが必要だと思いました。
 正社員が当たり前だったころと社会の事情が違うことも認識しないと、子どもの気持ちが理解できないのかもしれない。
 
*ブラック企業やブラックバイトへの対策
 ・親の世代のバイトとこの世代のアルバイト事情は違うことを認識し、大人が現実の労働現場の非情さを理  解し、それに疑問を持つ
 ・高校生、大学生、大人が労働法を知る、学ぶ
   トラブルに巻き込まれたときに、無知では自分を責めるだけ。自己肯定感を持てなくなる。
   知識があれば、自分のせいではないと、前向きになれる。
 ・違法行為をしている企業を許さないこと
   安いことは、人件費が低いことでもあり、便利なことは、昼夜働いている人がいるということ
 ・相談先や解決機関を知る・・勇気をもって自分の力で最後は立ち向かおう
   行政の相談機関・・無料だ私人間の争いに介入できない
   民間の相談機関・・有料だが、私人間の争いに加勢してもらえる

*大学生が就活時に注意したい視点
 ・企業紹介や企業のプロフィール
   「夢」「充実感」「やりがい」「成長」など精神面にうったえる表現には注意
   「人物重視」「実力主義」には要注意
 ・求人広告
   「リクナビ」「マイナビ」は企業が広告料を払って掲載
   「就職四季報」は出版社の独自取材
    ・女性の定着率が高い企業はねらい目
    ・大手企業でここに名前がない企業は??
 ・「若くても登用され、活躍できる」のうたい文句に注意
    使い捨てにされ、つぶされる可能性・・1年目で管理職など
 ・企業規模にかかわらず大量採用
    離職率が高く、最初から人材の選別
 ・内定通知後のアフターフォローがない
 ・同期入社など横の関係を嫌う
 ・労働関係の知識を広げる・・・週刊雑誌や特集、新聞記事
 ・大学のキャリアセンター
   「ブラック企業」とは感じてても言えないのが現実。
    ハローワークの求人票を見比べてみよう・・組合のある・なしなど詳細に記入
   
 1時間半の講演でしたが、もう少し詳しく聞きたかったこともありました。
 質問の時間も少なかったので、残念。
 大学生や高校生にも聞いてもらいたい内容でした。学校でも労働法について学ぶ機会が必要だと思います。
 
レジメの最後には
 「物質的な豊かさを求め、競争的な生き方を続けるか、自然や他人との関係性を大切にし、共に生きるとい う働き方や生き方を選ぶのか」
 とありました。

 


 

 
    
 
posted by さっちゃん at 01:07| Comment(0) | その他

2016年02月03日

枚方市の中学校給食、学校で試食会の開催

 1月20日から、市内の小学校6年生から中学校3年生まで、中学校給食の試食会が開催されています。
 小学校のような食缶方式でなく、ランチボックスでの提供ですが、スムーズに楽しく食べている様子が、
 教育委員会の中学校給食ニュースで報告されました。

 先日開催された中学校の入学説明会に参加した友人からは、給食についての質問がたくさんあったと聞いていました。いくつかの質問と回答が、ニュースに載っていましたが、初めてのことなのでこれからも疑問点が出てくるのではと思います。
 選択制なので、はじめからどのくらいの方が注文されるのかわかりません。手さぐりでの出発となります。
 何より、子どもたちに、安心しておいしく食べてもらうことが一番です。

 枚方市の中学校給食は、今年4月のスタートに向けて、保護者への試食会も予定されています。ぜひ、食べてみて、お子さんと意見交換してみてください。

posted by さっちゃん at 00:48| Comment(0) | その他

2016年02月02日

先進都市研修・・二子玉川と武蔵小杉の再開発事業

1月27日・28日と世田谷区・川崎市に行ってきました。

東京都世田谷区の二子玉川は、駅前に遊園地や百貨店があり、家族連れでにぎわい、ゆったりとした上質な街でした。
 一方で、古い家屋が立ち並び、道も狭かったことから災害対策や歩行者の安全対策などの課題があり、昭和57年地元有志が再開発を検討する組織を立ち上げ、約30年かけて事業を進めてきました。
 近くに多摩川が流れ、駅前からモール街、マンション街を抜け、公園をとおって川沿いに出ることができ、枚方市駅前から淀川を連想させるところもありました。
 再開発の中で、駅前ビルに大手企業を誘致し、最上階をホテルにするなど、駅前の賑わいは生まれていましたが、高層マンションによる「風害」は深刻で、暴風パネルの設置や注意喚起用回転灯(音声装置付)の設置など対策が取られていました。
 樟葉の駅前の高層マンション下も風害が起きていると聞いています。こういった対策ができるところは、進めるべきです。
 風害について、二子玉川では「調査・研究」をしっかり行い対応しているようです。

「武蔵小杉」
 かつては工場が多く立地するところだった川崎市の武蔵小杉駅前は、工場の移転に伴い大規模な再開発が行われました。 高層マンションが多く建設され、朝の通勤時には、駅の改札に入りきれない人が出るほどだそうです。
 マンションやショッピングセンターの中に保育所を設置、消防署と民間ホテルの複合施設(日本初)、商業ビルの中に区立図書館が設置されているなど、公共施設が民間施設の中に設置されているのが特徴的でした。こうした生活支援施設を設置することでマンションなどの容積率をアップすることができるという説明でした。今後は、小学校を新設するなど、人口の急増に対応していくという事です。
 病院も大学病院の建て替えがあるそうで、コンパクトシティを目指しているということでした。

 建設委員協議会では、「枚方市駅前の再開発について」所管事務調査を行っているので、その参考になればと思いますが、今回の訪問先はどちらも規模が大きすぎますが、参考にできるところはいかしていきたいと思います。
 
posted by さっちゃん at 00:17| Comment(0) | その他