2016年11月15日

厚生常任委員会で横須賀市と東京都荒川区を視察

 11月1・2日と厚生常任委員会で、横須賀市と東京都荒川区に視察に行きました。
 横須賀市では、平成23年から市民が地域で安心して在宅医療生活をおくれるよう、現場の医療関係者、福祉関係者の連携を深め、具体的な方法について検討する連携システムを在宅医療と介護連携推進の取り組みを進めています。取り組みを進めるにあたって、現状の分析をしっかり行い目指す方向を「療養や見取りを、病院か在宅かの選択ができるよう体制づくりをする」とし、医療・介護のネットワークを作っていきました。
 市民には「在宅医療についてのガイドブック」も配布されています。国が、施設から在宅へと進める中、自治体の受け皿づくりをどうするのかが問題ですが、何よりしっかりとした現状調査を行い施策を進めることが大切だと感じました。
 東京都荒川区の「子どもの貧困」への取り組みも、子どもの貧困問題検討委員会の設置、区がかかわって設置した自治総合研究所で、現状について徹底的に調査をし、区全体として今何が必要かを考え取り組みを具体化しています。
 貧困の連鎖を断ち切るための学習支援、保育園による早期発見体制の充実、子どもの居場所づくりをすすめる団体への支援、産後うつや育児不安のある家庭への訪問など進めている事業は、枚方市でも行っているものもありますが、荒川区には
ひとつ一つの取り組みをつなぐための「検討部会」があり、担当する部署で情報共有している点が大きく違います。
 視察を通して、まず市民の暮らしの現状をしっかり調査し、実態にあった施策を行うこと、問題にかかわるすべての部署がつながって施策を進めていくことが必要だと感じました。
 枚方市でもこうした取り組みを行うよう、求めていきたいと思います。
posted by さっちゃん at 23:46| Comment(0) | その他

2016年10月27日

自治体労働組合の役割

 市の職員労働組合の定期大会が行われました。
 
 昨年就任した伏見市長は、自治体労働組合に対して事務所費の問題はじめ、組合の日刊ニュースの内容に対しても、注文を付けています。
 毎日、発行している組合のニュースは、組合の取り組みや方針など書かれていますが、この中で政治的なことに対して書くことは、市で貸している組合事務所での作成を行うべきではないと、毎日チェックしているということです。
 毎日、チェックを仕事にしている職員も大変だと思いますが、「憲法を守る」ことや「戦争反対」などは、市民の命を暮らしを守る公務員としては当然のことで、まして公務員として憲法を守り暮らしに生かすことは当たり前のことで、こう言ったことをニュースに書いても何らおかしくはないと思います。
 組合は、戦争中、徴兵制の下で「赤紙」を配ったのは当時の自治体職員であったことから「再び赤紙を配らない」とのスローガンのもとで、再び日本が戦争への道を歩まないよう奮闘してきました。安保法制の成立なあど今の政府の方向に対して意見を言うことは、当然のことだと感じます。

 労働者の権利を守り、安心して仕事ができる環境を作ることは、組合の役割であり、労働者の権利が守られてこそ、市民の権利を守る視点での仕事ができるということを考えると、組合の活動が保証されることはそこに住む住民にとっても大切なことです。
 労働組合の皆さんには、枚方市で「働きたい」「働き続けたい」と思える職場づくりに、これからも頑張ってほしいと思います。
 
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2016年10月25日

中学生勉強会・・東淀川区へ視察

 所属している「厚生常任委員会」では、今期は所管事務調査として「こどもの貧困」をテーマに取り組んでいます。今回は、生活困窮者自立支援制法の施行で、学習支援事業に取り組んでいる東淀川区の中学生勉強会について視察させていただきました。

 生活が厳しいご家庭では、なかなか塾に通わせることが難しく学校の勉強についていけなくなってしまうことや、そのことが原因で不登校になってしまうことも少なくありません。
 枚方の小学校や中学校では、放課後の時間を活用してプリント学習に取り組んでいますが、授業についていけない子どもたちのフォローとしては十分ではありません。また、高校受験のために、枚方市内1か所で、中学生向けに勉強会も開いています。
 
 今回視察させていただいた、東淀川区では「生活困窮世帯などの中学生に居場所を提供し、マンツーマンで学習支援を行うことによって、高校進学と高校中退を防止する、自己肯定感の向上と基礎的な学力を身に着けることで、貧困の連鎖を断つ」ことを趣旨として中学生勉強会を開いています。

 当初は市のケースワーカーが、大学生のボランティアなどと一緒に、運営をされていたということですが、今年度からは、不登校支援や引きこもり支援などに取り組むNPOに運営を委託されています。

 かかわってきたケースワーカーさんが「大変だけれどやりがいのある仕事です」と感想を述べられ、うらやましく感じました。
 また、こどもたちの感想も「この勉強会で生活が変わった。学校の楽しくなってきた」「大学生と区役所の方に感謝しています」など、前向きに変わっていっているんだなあと感じました。
 この勉強会を始めてから、高校に行った子が中退することがなくなったとの効果も出ているそうです。

 ケースワーカーが子どもとその家庭にしっかりかかわることが、何より大切だと実感しました。
 子どもの貧困が言われていますが、普段の生活の中では、まったく見えてこないことが多く、本当は困っていても発信できない状況もあるのではないかと思います。
 子どもたちが本音で話ができる人間関係を築ける場、安心できる居場所が地域にいつもあることが大切なことだと思います。そのためには、生活の実態を把握できる自治体が、一歩踏み出すべきです。
 相談を待っているのではなく、NPOなどの支援を行うなど積極的にかかわっていく必要があります。
 今回の視察を今後の枚方市の施策にいかせるよう、委員会で議論を深めたいとおもいます。
posted by さっちゃん at 11:48| Comment(0) | その他